2009年05月

2009年05月02日

守・破・離

先日、テレビを見ていますと、料亭菊乃井の事をやっていたんです。⇒ヘアーランキング

若い見習いの方が初めて、まかない食を作らせて貰う場面がありまして、青森出身のその若い担当は、粕汁に高菜を入れた汁物を出したんです。

何でもその彼のお母さんがいつも作ってくれた、おふくろの味で勝負したかったらしいんです。

菊乃井の主人、村田吉弘さんは、その粕汁を飲み「よく出来ている」と非常に褒めたんですが、その彼に

「今度から、こんなん作るなよ。普通のシンプルな粕汁を作れよ。」

と言われたんです。

京都では、粕汁はシンプルに何も付け足さない事が基本で、

「まだ、お前がアレンジをやる時期と違う・・」

と村田さんの弁。

そこで、その彼に説明されたのが、『守・破・離』なんです。

守・・・基本を忠実に勉強する

破・・・応用を考えて行く

離・・・自分独自の物を確立して行く


この事は、何と美容師にも当てはまる事だと痛感したんです

技術職という点においては、料理人美容師も同じですから・・・

こんな事がありました。

10年以上前に、私が先生の講習のお手伝いをしていた時の出来事です。

その時の課題は、非常に基本的ワンロールというアップスタイルでして・・・

古典のスタイルなんですが、技術的には超難度で・・・

ちょうど、そこに、今風のサロンから何人か若いスタッフが習いに来てたんです。

その中のちょっとアップをやった事のある若い男性が、難しいわ、古臭いスタイルやわで、こんな事やってられないという態度を取り出したんです・・・

そして、作りかけのスタイルを崩し始め、ワンロール風ポップで簡単なスタイルを勝手に作り始め、出来上がると、一緒に来ていたスタッフに見せて賞賛を受けて得意げに、今度はそれを自分と一緒に来ていたスタッフに教え始めたんです。

私はそのまま好きなようにさせていたんですが、最後の方で、

「それはそれで、今風ではあるけれど・・今は基本をやってね。」

と言うと、「あっ・・・ええ」と答えたものの、顔には、

(俺は、こういう具合に今風に受けるスタイルが出来るんやから、別にいい・・)
という態度がありありでして・・・

私から見ると技術も低く、表現力も低いんですが、

(もう『離』が自分なりに出来ていて、それなりに受けているから、そんな古臭いスタイルはいらない)

という勘違いの目をしていましたね・・・

私はそれ以上、何も言いませんでしたが・・・

『守』の中に『離』を出せる人は、必ず大成しますね・・

この意味を理解できる方は、本当の『基本』の意味を分かっている人です。

深いですね・・・

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choei_moto at 01:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!長永先生の想い 
Profile

本 長永(もと・ちょうえい)

一般社団法人 美容協会長永会 理事長・MOTO代表・大阪府出身。
本名は本 吉永(もと・よしなが)だが、長永(ちょうえい)を美容界の雅号としている。
美容界でアップの達人であった、故・信竜淳二氏に師事。元信竜会幹部講師。1992年、信竜会全国大会において金賞一席&しんびよう賞を獲得。2000年長永会を発足。2020年なにわの名工(大阪府優秀技能者表彰)受賞。
現在、東京・大阪・神戸の各支部においての講習活動、雑誌撮影、展示講習、美容学校での特別講師等で活躍中!
10代の頃からレッド・ツェッペリンの大ファンであり、ジミー・ペイジに憧れ、感銘を受ける。心の奥底に美容界でアップスタイルのジミー・ペイジになる事を夢見る。
 

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